ガレージと生活空間が融合。
いい雑多感が心地良い、建築家夫婦の自邸。
東京都港区白金
オーナーさんは夫婦ともに大手設計事務所に務める團野さんと中川さん。
團野さんはオフィス、ホテルなどの建築物や公園の設計を、中川さんは海外プロジェクトを中心に様々なタイプの建物の設計を手掛けています。お子様を二人育てながらも、夫婦ともに建築設計をバリバリとこなすパワフルなお二人。
白金高輪駅徒歩9分。今回ご紹介するのは、ご自宅の1階スペース。
まずは建物構成をざっくりと。1階は多用途に使えるスペース、2階がキッチン・リビング、3階がお風呂や寝室などのプライベート空間。
ぱっと見た感じはおしゃれな家にしか見えないですが、なんとこの建物、元々は板金工場だったのだそうです。
特に1階のスペースは、元工場だったときの雰囲気をそのまま引き継いだような、無骨で男らしいつくり。
元工場だからできる高天井の空間に、大きな石版のようなセンターテーブルがドスン。大きな棚には建築家らしいかっこいい本がズラリ。
かと思えば、吹き抜けから光が降り注ぎ、そこにハンギンググリーンがチラリ。家具もいい意味でバラバラ。「映画ベイマックスにでてくるような、なにかを作り出すガレージみたいにしたかった」と團野さん。まさに、ガレージと生活空間が融合した、心地よい雑多感。
こちらのスペース、普段はお二人のワークスペースとして、夕方は子供の勉強部屋や遊び場として、誰がどんな使い方をしてもいいように、敢えて作り込んでいないのだとか。
デザイン上のユニークな点は、工場だったときの配管類を撤去せずに、上から断熱材を吹き付けて、立体感のある壁や天井のテクスチャ。素材フェチの方、必見です。
また、お貸しするのは基本は1階のスペースですが、オーナーさんとの相談で、内容によっては2階も一部ご案内できる可能性もありそうなので、2階も軽くご紹介。
1階のラフな雰囲気とはうって変わって、2階は大きな窓があってとても明るく、楽しそうな雰囲気。
「子供を伸び伸びと育てるために、子供も家族も、家の中でどこでどんな過ごし方をしてもいいように、公園のような場所にしたかった」とのこと。
確かに言われてみれば、室内は外にいるかと思うくらいとても明るく、家具や植栽もいろいろなテイストのものがセレクトされていて、何をしても許されそうなおおらかさがあります。
「1階は静かで集中できるので、勉強会や、何かのものづくりの場所としていいかもしれません」と團野さん。
駅からは少し歩きますが、港区の一等立地なので、周りには感度な高そうな方が多そうなエリアということもあり、こども向けの工作教室、フラワーアレンジメントの教室など、周辺住民の方が参加できような教室やワークショップの会場としても良いかもしれません。
もちろんスチール撮影での利用にもおすすめです。
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photo: Daiki Endo
INFORMATION
スチール撮影・動画撮影 | 1h |
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12,000 yen |
※終日プランなどはございません。
教室・ワークショップ・その他 | 1h | 1day |
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