オーナーは、ホテル・飲食店・オフィスなどの企画プロデュースから施設の運営まで、空間まわりのビジネスを幅広く手掛けているUDS Ltd.。そんな多岐に渡る事業を手掛けるUDSのサービスのひとつが、”分かちあう”というコンセプトのもと、ビンテージ家具のレンタルと、シェア型の複合施設の運営を展開する (tefu) プロジェクト。

代々木上原駅から徒歩五分、駅前商店街にひっそりと佇む、(tefu) yoyogi-uehara。マルチスタジオ、ホテル、タイムシェアレジデンスからなる複合施設。今回ご紹介するのは4階のタイムシェアレジデンス。
そもそもタイムシェアレジデンスって何ぞや？という感じだと思いますのでちょっと解説を。

同施設の2階にある、「住む・働く・泊まる。３つのシーンが一つの空間に。vol.1」でもご紹介しましたが、実はこちら、平日はワークスペースとして、週末は民泊施設として、ひとつの空間を時間でシェアすることで、住めて・働けて・泊まれる施設。
まだよくわからないぞ、という方のために、空間を紹介しながら解説してまいります。

玄関扉を開くと、大きなダイニングテーブルとキッチンの併設されたLDKスペースがお出迎え。
LDKスペースの奥は、小上がりのベッドルームが。ベッドルームの先には割と広めのテラスがあり、代々木上原の町並みが目の前に広がります。

また、線路がすぐ横に隣接しているため、運がよければ小田急ロマンスカーの走行シーンが見れるかもしれません。日中は陽の光が入りとても気持ちの良い空間です。

また、宿泊スペースでもあるので、シャワー、洗面所も完備。その上、地味に嬉しいのは、メイクルームや更衣室に使えそうな、二人程度が入れる小さな書斎スペースもあります。

また、家具レンタルサービスを展開する(tefu)だけに、家具にはかなりこだわっており、なんと室内の家具やアートは、すべて幡ヶ谷のインテリアショップBULLPENさんのプロデュース。

使い方としてまず思いつくのが、家具付きのハウススタジオとしての利用。
洗面所や書斎をメイクルームとして使えば、スチール撮影や動画撮影にバッチリ対応。働く、住む、泊まる、3つのシーンが同じ場所で撮れるので何かと便利かもしれません。はたまた、キッチンやダイニングテーブルを使って、料理関係のイベントや、フラワーアレンジメントなどのワークショップの会場としても良さそうです。

以下、注意点を2つ。

ひとつ目は、現在本スペースには、ウェブサイトやアプリケーションのデザインや開発を幅広く手掛ける、HYGE Interface さんが入居しており、平日はワークスペースとして利用している関係で、土日限定での貸し出しになります。2つ目は、上述のように、線路に面しているため、動画撮影の場合には音が入る可能性がありますので、ご承知おきを。

ちなみにこちらの施設の1階、4階でもマルチスペースとしての利用ができます。

詳細は下記より。