100種類のお茶割りの酒を楽しめる店「茶割」など飲食店経営を手掛けるサンメレ。
お話を伺ったのはサンメレ代表の多治見智高さん。
自社飲食店の経営の他、飲食店舗のプロデュースやデザインなど、幅広い事業を手掛けているのだそう。

今回ご紹介するのは、サンメレが運営する飲食複合施設「五本木茶舗 / wacasu」。
GAKUDAI KOUKASHITA （学大高架下）の開発で盛り上がりを見せる学芸大学エリア。
学芸大学駅徒歩7分、五本木交差点すぐの大通り沿いに、凛とそびえ立つ木造１軒屋。

１階は全国からセレクトした茶葉の量り売りのお店「五本木茶舗」、
２階はお茶割りとクラフトサケと創作フレンチを楽しめるお店「wacasu」として運営されています。
では早速見ていきましょう。

１階は、大通りに面して大きな開口と縁側が設けられており、開放感のある気持ちのいい空間。
ポップアップストアに最適なつくりです。

内部は、主に木とモルタルで構成されたシンプル・ミニマルな素材感に、
店内に施されたペインティングやアートが映える、ギャラリーのような空間。

２階へと上がると大きなキッチン&カウンターが出現。

奥には大通りを見下ろす大開口があり、こちらも開放感を感じる空間です。

普段フレンチのお店というだけあり、厨房設備も本格的な機材が設置されています。
ちなみにこちらの厨房設備はレンタル時は使用不可となりますのであしからず。
カセットコンロなど持ち込んで食のイベントなどを開催することは可能です。
wacasu でもケータリングの飲料提供は可能とのことなので気軽に相談してみてください。

そして驚くべきことに、こちらのお店の内装デザインは、多治見さんご自身で手掛けられたとのこと。
元々住宅として使用されていた木造戸建を改修し、今の形になったこちらのお店。

「木造の良さを残したくて、要所要所で木材を使い、和の要素を現代的に解釈してデザインしました。
特に２階の空間は思い入れがありますね」と多治見さん。

これまでの店舗運営の中で培ったお店としての使い勝手の良さを追求しつつ、工務店と話し合いをしながら丁寧にデザインしていったのだそう。

店内の要所要所に施されたアートピースも着目ポイント。
これらはすべて多治見さんの知人友人の作品なんだとか。

「１階は大通りに面して開けたつくりにしているので、ソフト的にもハード的にも街に開いた場所にしていきたいですね。
いろんな人とコラボレーションができる場所にしていきたいです」と多治見さん。

過去には地方のお茶屋さんのポップアップストアを１階で開催したり、
１階と２階をセットで使って、１階で商品を販売、２階で商品をつかったポップアップレストランを開催したこともあるんだとか。

ポップアップストアとしても、日常の仕事場としても。
活用の仕方はあなた次第。

これからますます盛り上がる学大エリアを盛り上げたい、もしくはその盛り上がりに便乗したい。
多治見さんが面白そうだからスペースレンタルをきっかけになにか新しいことを一緒に企てたい。

そんな方、大歓迎&大募集です。