日常の質が上がる体験を。
コーヒーの香り漂う、カルチャーの発信拠点。
世田谷区宮坂
オーナーは、コーヒーのプロフェッショナルとして活躍しているSwim Inc.の小田政志(おだ・まさし)さん。2000年代初頭から今に至るまで、国内外の多様なコーヒーカルチャーを受け継ぎ、バリスタやロースターとしてだけでなく、さまざまな店舗のコーヒーをコンサルティングし、プロデュースしてきました。
「Raw Sugar Roast(ローシュガーロースト)」は、そんな小田さんと、パートナーである小坂田祐哉さんが満を持してオープンしたロースタリーカフェ。
経堂駅から徒歩2分という好立地。
入口の年代物の2枚扉を開くと、小田さんがセレクトした年代物のアンティークがレイアウトされた男前な雰囲気が漂う空間が広がります。
贅沢に並んだゆったりとした客席では、カウンター奥に鎮座する焙煎機で焙煎された浅煎りでフレーバー豊かなコーヒーやスイーツなどを、終日楽しむことができます。
今回ご紹介するのは、そんな「Raw Sugar Roast」2階に併設されたギャラリースペース。
電気屋さんが作業や点検のためにつけたという、鉄骨でできた階段。
味があるその階段を登ると、無骨さを残したコンクリートむき出しの壁で囲まれた空間が広がります。
窓から差し込んだ自然光がむき出しの壁に陰影を与え、なんとも言えないかっこいい表情が生まれています。
長く設置されたダクトレールにスポットライトを追加すれば、壁に飾るアート画や写真、床やテーブルに並べた作品をより一層際立たせることも。
展示会や少人数でのパーティーなど、アートを軸に、音楽や食、ファッション、ライフスタイルなど、こだわりあるカルチャーを発信するような企画が似合いそう。
シンプルな四角い空間をどう活用するかは、あなた次第。
「1階のコーヒーと2階のカルチャーをつなげて、訪れた人の日常の質が上がるような、そんな体験を提供していきたい」と小田さん。
小田さんの記憶に残っているのは、ロンドンの美術館内で飲んだコーヒーや、東ヨーロッパの廃墟をリノベーションしたアート空間で楽しんだ食事など、カルチャーと食、そして人とが混ざり合う体験。
“ただ美味しいコーヒー”でなく、“美味しいコーヒーを楽しむ非日常感ある空間や体験”を、ここ2階ギャラリーの使い手と一緒につくり出していきたいといいます。
東京から、新しいカルチャーを発信するにはぴったりの空間。
今回シェアいただくギャラリー空間にとどまらず、1階カフェとのシナジーを考えることができたら、より面白いものになりそうです。
「様々な人や文化が混ざり合う場をつくりたい」
そんな小田さんの想いに共感した方は、ぜひ一度、企画を相談してみてはいかがでしょうか。
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txt: Maho Shoji
photo: Kengo Shoji
INFORMATION
撮影利用 | 1hour | 1day |
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8,800 yen | 55,000 yen |
動画撮影、スチール撮影ご利用時のプランです。
1階にカフェがありますので、調理音やお客様の会話など音が発生いたします。
同時録音される場合はご注意ください。
展示会・物販・その他 | 1day |
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ASK |
展示会やポップアップ、その他イベント利用時のプランです。
控室もご利用いただけます。
ご利用には審査がございます。
料金は内容により異なります。
詳細はお気軽にお問い合わせくださいませ。