オフサイトMTGや撮影利用に。
海と山を望むワーケーションハウス。
神奈川県小田原市根府川
大正元年創業。オフィス空間の企画設計など、働く環境に関する様々な事業を手掛ける老舗企業、文祥堂。
今回お話を伺ったのは、「ワーケーション」という新しい働き方の推進役を担う、國元聖史さん。
今回ご紹介するのは、文祥堂が運営する小田原のワーケーション施設「Workcation House U」。
小田原駅から電車で2駅の根府川駅。
駅と海を背中に、細長い小道を登った先に突如現れる、2階建てのレトロな外観の建物。
普段はコワーキングスペース、シェアオフィス、宿泊施設が複合したワーケーション施設として運営されています。
では早速見ていきましょう。
内部へと入りますと、1階は、海を望む大きな窓、そして石造りの大きなカウンターと木質感を感じる家具が配置された、気持ちのいい空間が広がっています。1階のスペースは普段は会員同士とレンタルオフィス入居者とのコミュニケーションが自然に生まれ、さながらラウンジのようになることも。
なんでもこちらの建物、もともとは約70年前に建てられた小田原市役所の支所だったとのことで、当時の市役所の窓口のカウンターをそのまま使用しているんだとか。
また、木組みのオブジェのようなものも気になるところですが、こちらは構造補強を兼ねていて、中心に小田原産の木材を使い、地元の宮大工さんが制作したものだそうです。
建物も、家具も、作り手も地産地消。素晴らしい取り組みですね。
2階へと上がると、3面を窓で囲われた見晴らし抜群の空間が広がります。
座る位置によっては、見える景色が異なるそうで、いろんな席で過ごしてみるのも楽しそうです。
撮影スタジオとして利用する際にも、背景の撮れ高が高そうなのもGOODポイント。
加えて、木造のスケルトン天井に、余白を持って配置されたビンテージ家具たちも、いい雰囲気を醸し出してます。
2階のスペースも普段は月額会員の方が利用されているラウンジですが、企業合宿などのワーケーション利用や、撮影利用での貸し切りも可能なエリアとなっております。
1階と2階の1棟レンタルにも対応可能とのことで、1階にはキッチン設備もあるので、建物全体を使った展示会やフードを絡めてのイベントなんかにも良さそうです。
都心から約90分の非日常。
いい景色と、いい空間。
海あり、山あり。
杉本博司さんが手掛けた江之浦測候所にも気軽に立ち寄れ、小田原周辺には美味しい飲食店も多く、気軽にいける観光スポットも盛り沢山。
いつもと違う空気を感じられる場所で、仕事だけではない“いい時間”を過ごしてみてはいかがでしょう。
INFORMATION
ワーケーション利用 | all day | AM | PM |
---|---|---|---|
89,100 yen | 40,100 yen | 50,490 |
・ワーケーション用途で2階を貸し切り利用いただく場合のプランです。
【all day】9:00~18:00
【AM】9:00~13:00
【PM】13:00~18:00
・時間延長は都度相談となります。
1棟レンタル | 1 day |
---|---|
247,500 yen |
・撮影やイベントなどでご利用いただけます。
・1 day=9:00~18:00(時間は調整可能です)
・時間延長は都度相談となります。