インテリア領域を中心とした写真撮影・3DCG画像などのビジュアル制作をワンストップで手掛けつつ、自社撮影スタジオの運営も行うSTUDIO TEC （スタジオテック）。お話を伺ったのは、代表の佐野 展久さん。

今回は、スタジオテックが運営するスタジオを2件ご紹介いたします。
2つ目のスタジオは、鮫洲駅から徒歩3分のところにある1棟型スタジオです。
こちらの建物の１階はスタジオテックさんの事務所としても利用されているそうです。
では早速見ていきましょう。

まず建物全体の構成ですが、３階建ての３フロア構成になっており、それぞれのフロアごとに内装の雰囲気や世界観が設定されており、フロア単位でレンタルも可能です。

こちらは１階のエントランススペース。
カーブした大階段が印象的で、この建物のアイコン的存在になっています。
階段の踏み面もいい感じに劣化しており、下から見ても上から見てもかっこいい階段です。

エントランスホールには、ガラスのショーケースがあり、作家さんの作品などを展示しているのだとか。

1階の室内はシェアオフィスと写真の奥側にスタジオテックさんの事務所があり、シェアオフィスの範囲は撮影利用でレンタルも可能。

コンクリート駆体そのままのスケルトン空間に、大きな吹き抜けがあり、開放感のある空間。
オフィスシーンの撮影なんかにも良さそうです。

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２階は大きなワンルームのマルチスタジオ。
室内には、ビンテージの家具や観葉植物が余白を持って配置されており、レイアウトの自由度は高そうです。

コンクリートの空間に家具とグリーンが柔らかさをもたらし、無機質さと心地よさが融合した雰囲気に。
また、柱が一本もない整形空間なので、スチールでもムービーで撮しやすいのが嬉しいポイントです。

メイクルームや控室も完備されているので、そのあたりはご安心を。

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３階は２階よりも一層、生活感を感じるスタジオになっています。
家具のセレクト・レイアウトもリビング・ダイニングをイメージさせる設えとなっているので、家具の持ち込み無しでもそのままシーン撮影が可能です。

間取りとしては、リビングダイニングエリア、ベッドルームエリア、バスルームエリアと大きく分かれており、それぞれのエリアがカーテンで緩やかに仕切られています。

そしてカーテンやラグなどのファブリックが、無機質な空間に柔らかさをもたらすいい役割をしています。

「バスルームがお気に入りです。白壁やモルタル床への光の差し込み方がとてもきれいで、気持ちのいい空間だと思います。」と佐野さん。

小物などのスタイリングも、どんなスタイルにも合いそうなニュートラルな仕上がり。

ちなみにスタジオテックさんが運営するスタジオをもう1件、別記事で紹介しています。
ぜひご覧ください。